目次
1. 「27歳のうちに花嫁に」という小さなこだわり
当時の私にはひとつだけ、小さなこだわりがありました。
「28歳になる前に、結婚式を挙げたい。」
今思うと少し不思議ですが、
当時は周りの結婚が早くて、
自分はちょっと出遅れているような気がしていました。
今の時代なら全然そんなことないんですけどね。笑
そんな気持ちもあって、
付き合って2年の記念日に入籍しました。
そして28歳の誕生日まであと2日というタイミングで式を挙げることが決まりました。
祝日で、たくさんの人に祝ってもらえて。
人生で一番幸せな日になるはずでした。
2. 半年前に知った「200万円」
でも、その半年前。
夫に200万円の借金があることを知りました。
よりによって、私が一番嫌いな「借金」。
頭が真っ白になりました。
正直に言えば、
「そんな昔からの借金、私になんの関係があるの?」
「借金する人は、またするんじゃないの?」
きれいごとじゃなく、本気でそう思いました。
3. 私が借金を怖いと思っていた理由
私の両親は離婚しています。
母の借金で、父がどれほど大変な思いをしていたか。
子どもながらに見てきました。
お金ひとつで、家族は壊れてしまう。
だから私は、借金という言葉に過敏でした。
避けられるなら、絶対に避けたいもの。
それが、結婚を目前にして自分の足元にあったのです。
4. それでも逃げなかった理由
普通なら、ここで立ち止まってもよかったのかもしれません。
でも私は、なぜか逃げませんでした。
「私がなんとかしたい」というより、
ここで背を向けたら、
きっと私はこの先もずっと逃げる気がした。
それが怖かったから。
だから私は、借金ごと彼との未来を引き受けることにしました。
5. あの日が、私のスタートだった
幸せの絶頂で突きつけられた200万円。
あの出来事があったから、
私はお金から目を逸らさなくなりました。
結婚はゴールじゃなかった。
むしろ、ここからが本当のスタートだったのだと思います。

コメント